ゲイ 婚活カップル【インタビュー】人生は短い、だから来月の予定を立てよう

こんにちは、 ゲイ 専用結婚相談所ブリッジラウンジの田岡です。

今回のカップルさんは、お二人ともに私担当の会員様。
お一人は一ヵ月目!アッと言う間!
そしてお相手の会員様は、「数年」です。

続けなければ得られなかった大切な縁。
ぜひ、お読みいただけると嬉しいです!

今回の素敵なカップル

■ ゲイ 専用結婚相談所ブリッジラウンジ入会のキッカケ

ずっと自分がゲイであることにマイナスな気持ちを抱いていて、相手を探すこともせずなんとなく生きてきました。

どうせ世の中に相手にされないし…という気持ちもあったんですけど、30過ぎたくらいから周りが結婚して家庭をもつようになって、一人でいるのがつらいな、寂しいなと思うようになったのがキッカケですね。

女性との出会いを試みたことはあるんですけど、やっぱり無理で。
それで自分はゲイとして生きていこう、パートナーも欲しいと思い始めました。

ただ、仕事の関係で地方で暮らしてたので、地方でゲイとしては厳しくて…
関東に戻ってきたタイミングで、ブリッジラウンジを見つけたので、それで入会しました。
これからは、パートナーと一緒に人生を自分らしく堂々と楽しみたいと思って。

地方ではどんなことが「厳しい」と感じましたか?

価値観や考え方が古い人が多い点ですね。

他愛ない会話からもゲイに対しての心無い言葉を聞いてしまったこともあって、そうではない人も居ると思いますが、都会の方がいろんな人が多く居る分、地方より温かい感じがします。

限られた環境で、いつもの人としか会わないと、視野は狭くなるのかもしれないですね。

FUMIさんは?入会のキッカケ覚えて…る?

えー!もうだいぶ前だよね。笑

10年?

いや、初めて会ったのは8年前だね!

FUMIさんお休みしていた期間もあったから、8年ずっと活動していたわけじゃないけど。

そう、8年前くらいだね!

田岡さんが前に居た所で彼氏が一度できて、その人と別れて…

で、田岡さんがブリッジラウンジに移ったとは知ってたから、追いかけてきて(笑)、こっちに入会した。

もう20代の時から見てるから、親みたいな気持ち。笑

■お見合いサービスへの心配は?

書類や費用も発生するので、アプリで出会うようないい加減な人は居ないと思ってました。

マルチとか宗教の勧誘とかもアプリはありますが、身元がしっかり分かっているので、その点心配はなかったです。

ただ、たくさんの人と出会うことはある程度体力もいるし気も遣うし、多くの人に会えば会うほど、多くの別れも経験しないといけない。
ご入会面談の時に田岡さんが「ゆっくり見つけていきましょう」的なことを言われてたので、「長い活動になるのかな…」という心配はありました。笑

私が不安を与えてた!笑

期間はどれぐらいになるか正直わからないですよね、ただ焦りはプラスにならないので焦らず…の意味でした。

私はSAIさんが「焦らずにやっていきます」とおっしゃったのを覚えているので、「あ、決まる人だ」と思いました。

成婚者あるあるセリフなので。

■初対面の印象

お見合いの10分間は一瞬でした。

こちらが話したことに対して、さらにお話を広げてくれた印象で、楽しくてすごく話しやすかったです。

僕も!

話しやすかった。
いつもよりも時間が早く感じたし、楽しかった記憶。

二人とも迷いなく「ぜひ」と答えてくれて、その後お茶に行きましたけど何を話したか覚えてます?

2時間くらい一緒に居て、いろいろ話したよね。
居心地が良いな、と感じました。

仕事の話とか、趣味の話とかしたよね。

すごい楽しそうに話してくれたから、覚えてる。

その日の連絡先交換はどちらから?

自分から連絡先を交換を言い出したんですけど、もう自然な流れでした。

僕としては普通に「次会うよね」ってノリで連絡先聞いて、その場で次の約束もしたんですね。

そしたらあとでFUMIに言われたのが「こんな風に連絡先の交換の時に次の約束もしてくれたのは初めてだ」って言われて。

そう、びっくりしたし、嬉しかった。

この人真剣だ!と思って。
手帳を開いて次の予定も立ててくれるんですよ。

これまで僕何人ぐらいに会ったんだろ…100はいかないよね…70人ぐらい?とにかく沢山の人に会ったけど、こんな風に前向きに行動してくれたのはSAIが初めてで。

惹かれました。

ブログも読んで、その場で約束した方がいいって学んでいたので。

予習の成果!!

書いてて良かったね…

はい(居る)

これから連絡は毎日?

お見合いの翌日以外は、毎日連絡してる。

会話をしなかった日はないですね。
次の約束の日が近くなったら、また打ち合わせのLINEをすればいい、程度に思っていましたが、デートのお店候補とか、自分の車の話とか、他愛ないことをこまめに連絡してくれました。

あとは、自分の誕生日を聞かれて伝えたら、「誕生日パーティーをしたい」と言ってくれて、自分を気に入ってくれているのかな?と思うようになりました。

ちょっとネタバレすると、お二人が初めてお見合いで会った後に、ほぼ同時にフィードバックしてくれたんですよね。

そう、僕は田岡さんにメールして「見た目はタイプじゃないけど」って。(笑)

でも「一緒に居る時間が心地よかった。」って感想を送りました。

すごい良いゲイ友達で終わるのかなって、正直どっちなんだろうってあの時は分からなかった。

僕は直接ここに来て。。

そう、ハーゲンダッツのアイス山ほど買ってきてくれて「田岡さん!順調ー!」って。笑

私そのお二人のタイミングや伝えてくれた内容で「うまくいく…」って思ってました。

そうなんですか?

二人とも同じように「トキメキは無い」って言ってましたけど、「一緒にいて心地よい、楽しかった」って同じことを伝えてくださっていて、コミュニケーションが楽しいと思える感覚、そういう人に出会うって簡単ではないんですよね。

「一緒に居て楽しい」が、「また会いたい・ずっと一緒に居たい」の入口にあるので、うまくいく…というか「うまくいけ!!」って思っていました。

2人だけの初デート

お見合いで会った次は、ランチで3時間くらい一緒に居たかな。

会ってすぐに、これからは敬語はやめようと提案しました。
その日も仕事や、趣味の話をしながら、良い意味で遠慮もなくなり、距離もより縮まった気がしました。
少し踏み込んだ話も。

付き合いたいかも?とか、お互い意識した?

その日は時間が限られてたので、足りなくて…まだ話したい!って思ったので「近いうちに会えませんか?じゃあ、明後日また会おう!」という流れで手帳を開いて…

時間が足りない、もっと話したいって、それもう…芽生えてますよね。

芽生えてますね…。

■3回目のデート

3回目のデートを迎えるまでに、お互い自分に対して好意を持ってくれてるというのが分かった?

僕はわかりました。

FUMIは朝「おはよー」って連絡をくれるんです。そんなこと今まで誰からもされたことがなかったので、NOではないと思っていました。

僕はね…今振り返ると1回目のお見合いで会った時から、好意はあったんだと思う。

気持ちが高まって、3回目のデートではどんな話を?

元カレの話とか、経験談とか、20代の恋愛の話、どういう付き合い方をしていきたいか、とか。いろいろ話した!

自分も、過去に女性と交際した話とか、ノンケに片想いした話とか。

「ノンケに恋、それは時間の無駄だよ!」とか言った。笑

それは結構響いた。笑

僕はそのノンケに告白して振られたんですけど、職場では会うので「こういう活動してる」とか「今いい感じの人がいる」って報告もしていて。
「その”いい感じの人”に、『ノンケに恋するのは時間の無駄だ』って言われた。笑」という話もしたら、「すごい良いこと言う彼氏さんですね」って言われました。

過去のお互いの恋愛経験とか、結構タブー視してしまうけど、気を遣わずに話せて良かった。

「SAIがそういう過去の事伝えてくれるのって、自分の中で昇華したいからでしょ?」
「それでモヤモヤされてても困るから、全て知った上で一緒に笑える方が楽しくない?」って言いました。

大人になったねぇ・・・。(しみじみ)

昔の僕を知ってる田岡さんの前だと恥ずかしい!笑
前の僕だったら、絶対発狂してたよね。笑
でも絶対そっちの方が楽しいと思ったんだよね。

そうだね。
身も心も愛してくれる人に、時間は使った方がいいもんね。
人生って思ったより長くないからね。

そう!
それも言った。「人生短いんだから、来月の予定決めようよ!」って。

で、3回目のデートはご飯食べて?

お酒の入ったFUMIはいつも以上に陽気で楽しそうにしていて、自分と一緒に居る時間を楽しんでくれているのが本当に嬉しかったです。
その後は、まだ帰れるのにお互い何も言わずにFUMIの家に行く事に。

そう、ドラマや映画を一緒に観たりして。

そしたら、部屋の電気暗くなって、「何か言うことあるじゃん」「どう思ってるの?」って聞かれて。

僕は自分から言いたいと思ってたんですけど、さすがに早すぎるかなって思ったんですよね。まだ出会って1週間とちょっとだったので。

でもこのタイミングで、そう聞かれたのでもう言うしかない!と思って言いました。

なんて((( ・д・)!!??

「今の自分にはFUMIしかいないと思ってる。だから付き合ってください」って。

で(・д・ )))!!??

「よろしくお願いします」

言わせたねーー!!笑

誘導尋問、大成功だね。

警官になれるかもしれない。
でもね、ほんとこの人だったら、視野が広がる!楽しい!って思ったんだよね。

SAIと出会ってほんと楽しいもん。

時間は必要なかったね。

初めて出会ったときに感じた居心地の良さは今も変わらず?

変わらない!一緒にいて本当に楽しい!

SAIと付き合ってから、考え方とか視野広がってほんと変わったもん。

会って、ドキドキする人じゃないと難しいのかな?と思ってたんですけど、いかに自然体で話せるかどうかがパートナーとして大事なんじゃないか、って考えが変わりました。

聞いて!

聞く!

僕、基本休みの日は、人に会いたくないし家に引きこもりたいの。

天気よくてもカーテン閉めっぱなしだし。

で、SAIが泊まった翌日にお腹空いてUberしようと思ったら、「こんな天気良い日に!?」って言われて。
それでお風呂入って、着替えてご飯食べに外出したんですよ。

まぁーーー楽しかった。

で、その後に本屋に行って二人でいろいろ見てたんだけど

本屋って!こんなに!!楽しかったんだ!
って。

ありがとう、SAIさん。うちの引きこもりを外に出してくれて。

好きな人とだから、どこに行っても楽しいんだよ。
私と本屋行ってもそんなに楽しくないよ。

好きな人とのお出かけってこんなに楽しいんだ!!って思った。

■ ゲイ 婚活で大変だったこと

「一生独身で良いかな~」って時もあった。

ゴールが見えない活動だけど、モチベーション維持できたコツってあるかな?

ゲイとして、ここでしかオープンにできないし、田岡さんや桃ちゃん(石垣)やブリッジラウンジのスタッフさんに会えるのが楽しかったからかな。

7割くらいは「彼氏できなくても良いかな」って思ってた。笑

「絶対見つけるぞ」だったら、モチベーション高すぎて、続かなかったと思う。

僕は正直1ヵ月なので大変だったことはないけど、コンサルタントさんが親身になって自分の話を聞いてくれるので、とてもリラックスした気持ちで活動に入ることができました。

■ ゲイ 婚活中の会員様へメッセージ

僕は「トキメキ」が芽生える人とじゃないと交際できない、という先入観がありました。

でも実際は、やってみないと気付けなかったですね。

どういう人がパートナーに相応しいかは人それぞれですけど、自分の場合は、活動を通じて、先入観を捨てて「一緒に居て楽しい人が良いな」って答えが出たので、新しい自分を見つけるために、楽しんでいくしかないと思います。

1ヵ月の自分が色々言える身じゃないですけど。

僕は…「頑張って」しかないよね…。

実際頑張ったから、説得力ある。

モチベーション下がったときは、コンサルタントさんにお尻叩いてもらうとか、1ヵ月休みとかもあると思う。

でも、自分が続けたから言うわけじゃないけど「継続は力なり」かな。

毎月何十人って新しい人が入会するよね?
だからチャンスは毎月あるから、その月休んだら出会いはなくなるわけで。

僕が休会してたらSAIとは出会えなかったかもしれない。

そういうことを考えると、やっぱり続けるしかないよね。

SAIさんは、1ヵ月でご成婚でしたが、パートナーができて変化したことはありますか?

今まで興味はあっても、一人では近寄ることすらできなかったおしゃれなお店などに一緒に行けるようになったことがとても楽しいです。

興味なかった場所でも、好きな人と一緒に行くと自然と楽しめて、新たな発見があることも、とても自分にプラスになっています。
あと、付き合っていく上で、お互いに言いたい事は言うけど、相手を思いやる、相手を嫌な気持ちにさせない、というのが、特に決めたことではないけどそういう雰囲気になっています。
なので、相手を尊敬して褒める、ということをよくするようになりました。
自分にとって、相手のここは欠点かなと思うことも、そういう考え方もあるんだ!と視点を変えて見たり、面白いな!とか、プラスに考えるようになりました。

ありがとうございます!

最後に1つ気になってること聞いていい?

二人はいつから名前を呼び捨てなの?

いつからだろ?

呼び捨てで面と向かって呼び合うのは今日が初めてかも!

LINEのやり取りでいつの間にか呼び捨てになったんだよね。

インタビューしながらずっと『呼び捨てだ…』ってどきどきしてたから聞いてみた。笑

インタビューは以上だけど、これからも定期的に遊びに来てね。寂しいから。

もちろん!

最後にお二人から許可を得たお写真👇

可愛いお菓子もありがとう!!
ブローチみたい!!とはしゃぎました。

もちろん、初対面のお見合いブースでも記念撮影📸

2人の笑顔が眩しくて泣きそう!2人のキラキラした幸せ溢れる笑顔は掲載できないので、代りに石垣桃ちゃんと私のスマイルをお届けします。(どこに需要があるかわからないけど)

■あとがき(田岡)

SAIさんは一ヶ月でしたが、初めてお会いした時に「人見知り」とは全く感じず、むしろとても話しやすい方でした。

会話のテンポ感も心地よく、真面目な話から笑える話まで、良い意味で緊張せずにお話しができる魅力!

だからこそ、お相手はコミュニケーションを気持ちよく交わしてくださる方、そして初月ということでSAIさんが緊張せず話しやすい方…

と、お探しした結果、私の頭にポンと浮かんだのがFUMIさんでした。
しかもFUMIさんの希望にもピッタリ。

インタビューにも出ましたが、FUMIさんとの付合いは8年目。
20代だったFUMIさんは30代半ばになり、40前半だった私は50。

嬉しいことも、悲しいことも、悩んだことも、悔しかったことも、頑張って前進したこと、ぜんぶ見てきたので、今日という日を迎えられたことが本当に嬉しいです。

FUMIさん、長い間がんばってくれてありがとう。
人生の一定期間、同じ道を歩けたことを心から感謝しています。

SAIさんとFUMIさん、ブリッジラウンジという実家を忘れないでねー!

また遊びにきてねー!

末永くお幸せに(^O^)/


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その名も『 ゲイ 婚活おしごと記。』

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