カミングアウトしていないゲイカップルさんの悩み。

紹介

「結婚相談所」という場所は、パートナーができれば当然サービス提供は終了。
会員様は卒業されますので、お会いする機会はなくなります。

ゲイの方の出会いをお手伝いし始めた頃も

「付き合うことになったよ!」
「やったねー!!おめでとー!!」

退会。
終了。

で、ヨシとしていましたが、卒業後カップルさんにたまに誘われお食事など行く機会も増え、成婚カップルさんのお話を聞いていると、お二人の関係性も変化していて、出会った頃には無かったお悩みがチラホラ。

付き合い始めは緊張感もあったり、お互い良い部分を見せる。
でも生活を共にするようになると、靴下脱ぎっぱなし!とか、イビキうるさい!!とか、あるある。

「あるある」と私的には頷ける話であっても、カップルさん本人達にとっては、このような話すらも伝える場、共感得られる場がなく、一人で考え過ぎてしまい、内容によっては「あるある」で流せないほど深刻な悩みに繋がっているケースもありました。

私が見届けてきたカップルさんは、皆さんゲイであることをカミングアウトしておらず、同じセクシャリティーのお友達もいない、または少ない方ばかり。
相談はカミングアウトありきになるので、悩みも吐き出せる場所がない。

誰かに話すだけで解決策が見出せることは多々ありますが、急に「ゲイの友達作ろう!」も抵抗がある方もいますので…
「私で良ければ」というお節介スキルを活かし、今ではご卒業後も気まぐれにお声をかけています。

カミングアウトしていないゲイカップルさんは、カップル間の悩みだけでなく、おノロケ話も。
誰にも伝えられないんですよね・・・
こんな当たり前のこと、この仕事に携わって初めて気が付きました。

男女のカップル、夫婦も何かしらの悩みはありますが、友達や家族に相談することでアドバイスを得たり、なだめられたりすることで、なんとか乗り越える。
心が満たされているときは、周りにノロケる事で幸せを実感する。

恋人以外で、何でも話せる人がいるということは、交際を継続するためにも必要なのだと成婚カップルさんを見ていて感じたことです。

成婚カップル同士のコミュニティー作るのもいいかもしれないですね・・・
あ、いいかも。

「2人のことを聞いてくれる人もいないから、嬉しい!」

ある成婚カップルさんと食事していた時に言われて胸がギュっとなった言葉。
こんなにも幸せな二人がその幸せすら隠さなければいけない社会、早く変わりますように・・・と、願う日々です。


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