ゲイ 婚活カップル【インタビュー】一番なじみのある「一人」の世界から、新しい世界へ。

アプリ疲れです。
アプリで出会いを探していたけど、ワンナイトを求めている人がいたり、自分が求めるスタイルで出会える人が少なく、難しいと思って。
それでブリッジラウンジに入会しました。

ほぼ、同じです。
アプリだと短期間の付き合いだけという方が多かったので、アプリ以外のサービスを探していたところ、ブリッジラウンジを見つけました。

アプリと変わらないかもしれない、という心配がありました。
「人が出会う手段」という意味では同じなので、もしかしたらブリッジラウンジでもアプリと同じ思いをする可能性があるのかもしれない、という懸念はありました。

それでもご入会いただけた理由は？

僕としては、入会費と月会費をお支払いするという点で、安心が担保できると思いました。

ありがとうございます。
ハヤトさんは心配な点、何かありましたか？

あえて言うなら、プロフィールを記入しましたが、同じ会社の人と会うかもしれないとか、情報流出してしまうんではないかというのが懸念点でした。

そのご不安を解消できた理由は？

解消ではないかもですが、一定仕方ないかなと考えていました。

このサービスを使うために情報を提供することは必要ですので、ある程度情報を預けるのは仕方がない部分だと思っていました。

初対面から、お人柄からにじみ出る「真面目さ」がかなり印象に残りました。
ここで活動している人は皆さん真面目で将来のことを真剣に考えている方ばかりですが、ハヤトさんはその中でも群を抜いて真面目な方だなと感じました。

楽しいことだけではなく、どういう将来設計で一緒に暮らしていきたいかなど真剣に考えようとしているところが素敵だなと思いました。

あと、気質が合いそうだなっていう風にも思いました。

気質が合いそうな点は私も、ご紹介する際に同じこと感じておりました。
合ってたようで嬉しいです。
ハヤトさんは、初対面の印象どうでしたか？

面白い方だと思いました。
初回のお見合いだったので、まずはお見合いってどういうものなんだろうという気持ちでした。
そこから10分お話ししてみて、その後もお話ししてみたいと感じました。
趣味の話も詳しくて、面白い方だなという印象でした。

その後のお茶ではいかがでしたか？

その後も話を真面目に聞いてくれてました。
将来どう考えているのとか、そういうところをちゃんと聞いてくれたりして。
そこは私が答えたことに関して、ミチさんとズレがないように感じました。

お互いの趣味の範囲はそこまで合っているわけではないんですけど、話していても気疲れしないところが印象として大きかったです。

それはすごいことですね。

それは私も感じていました。

今までお会いした方との会話はアニメ、ゲーム、ドラマとかが多かったですが、ハヤトさんとは本についてお話することが多かったです。
その本のことを僕が知らなくても、丁寧に「これはこういう本なんです」と説明してくれました。
そういう丁寧なところ、理知的なところもすごく楽しいなと思いました。

例えば、政治の話をして知らなくても、その話が終わるわけではなく、それなりにお話が続いたりしていました。

そうなんです。本来だったら盛り上がらなさそうな話題も、ハヤトさんのお話はもっと聞いてみたいなって不思議と思うんですよね。

居心地、波長が合ったんですね。
そこで次のお約束や連絡先の交換も？

そうです。
その場で次のお会いする日を決めました。

お見合いから一週間後に、デートしました。

ショッピングモールに行きました。

ウィンドウショッピングをしたりカフェに入ったりしました。
ちょうど台風の日だったので外ではなく、屋内で楽しめる場所をハヤトさんが提案してくれました。

その日のお二人のお互いへの気持ちはどう動いていましたか？

ミチさんは恋心というより、戦友というイメージです。

ずっと昔から一緒にいたような、そんな感覚に近いです。

素敵です…。
実際お二人を見ていてそんな感じがします。

出会ってまだ一か月ではないような、昔から会っているような気がしています。

実は、ハヤトさんと初めてお話した際、ミチさんとお話しているような感じがしました。
不思議な感じですけど、それくらい近しい何かを持っていらっしゃるんですね。

そうだったんですね。

僕は割と現実的に、二回目から付き合うことも考えていました。
少なくとも、次のデートにお誘いするくらい気持ちは乗っていました。

恋愛対象としてどう思う？とか、少し踏み込んだお話はしましたか？

僕はしました。
「僕は好きだと思っているけど、ハヤトさんはどう考えているの？」みたいな感じで。

それは、あくまでも意思表明みたいな感じですか？

そうです。

ハヤトさんはどのようなお気持ちでしたか？

色んな想いを伝えてくれていたので、「私もいいなと思っている」と伝えました。

ただ、私は出会いが初めてだったので、そこだけ、どうしたらいいんだろうと考えるポイントでした。

そこをどう解決しましたか？

とことん話し合いました。

話し合いましたし、ずっと一人でも考えてました。

そうだったんですね。
そうして話し合える者同士というところが大事ですよね。

何でも話し合っていこうと話をしました。

次も大きなショッピングモールでデートしました。

買い物したり、お話したり？

そうですね。
お見合いを含め、お会いして三回目でしたが、今後どうしますか？という話が現実になってきた感じです。
収入のことや、将来どれくらいの生活したい？とか。

確かに現実的ですね。

はい。
そういう話題が出た時に、この人本当に真剣に付き合えるお相手を探している人なんだなって実感して、あらためてハヤトさんを真面目でいい人だと思いました。

私は、その話をした際のミチさんの反応がいいなと思いました。

この人なら、話し合っていけるかなって思いました。

もしどちらかが転勤したら、付いて行き生活することは可能か？というお話が出てきた際、僕は地方に住むことを考えたことがなかった分、その時は言葉に詰まってしまい、少し重い空気になってしまった場面もありました。

でも、それを含めて、この人は真剣に寄り添え合える人を探しているんだということが分かり、信頼できるなと思いました。

ミチさんは少しどんよりしてしまいましたが、私はあまりどんよりしなかったです。

どちらかがどんよりしていると相手もつられて落ち込んでしまうこともあると思いますが、そうならなかったです。

そういうところもバランスが取れていて、良いご関係ですね。

必要な儀式だったんだと思います。

正直なところ、僕の方が年上で今のところ収入も上なので、僕がミチさんのことを支える側になるのかなって考えていましたが、実はそんなことないと感じました。
意外とこの人、僕がいなくてもやっていける人なんだな、と。
それはお互い何かあった時にもやっていけるということなので、いいことだと思ったので安心しました。

いいご関係ですね。
お二人とも自立している一方で、二人で一緒に何かするとより良いものも生み出せて。
健康的な関係だと思います。

おんぶにだっこな関係だと、今はよくても、将来的に対等な関係ではなくなるかもしれないという懸念がありました。
僕はそういう関係はあんまりよくはないなと思っていたので、そうならないように努力したいと思っています。
その分、一緒に楽しめるものはとことん一緒に楽しめたらいいなって思ってます。

3回目に会った時は時間が短かくて十分に話ができなかったので、日をあらためてまたお会いしました。

僕は正直、彼に「活動を続けて、他の方と会ってみてほしい」と思っていました。
というのも、僕以外の誰とも会っていない状況がフェアじゃないなと思っていたので。
他の方と会った上で僕を選んでくれたなら、それはそれでいいなと思っていました。
彼が今後後悔しないために、比較対象が必要なんじゃないかなって考えていたことを伝えました。

そうだったんですね。

でも、ハヤトさんは、他の人と会ってもあなたへの気持ちは変わらないと思うって言ってくれました。

それは、活動を続けていても付きまとうことであると考えていました。
これは、一年後に活動しても、二年後に活動しても、「もしや」ということはつきまとうと思います。どっちもどっちだと思っていました。

正直、今のお二人を見ていて、ミチさん以上に合う人をハヤトさんにこれからご紹介できる自信はないです。
それくらいお似合いですし、仰る通り、もし他の人に会っていたとしても、ハヤトさんはミチさんのことを好きになるはずです。なので、順番じゃないと思います。

瞬間法則でいうと、ある人のことを良いと思うことはあるかもしれないですけど、全体を通して考えると、やっぱりミチさんなんだと思います。

良かったです。
そういう風に考えてくださって。
正直にお互いモヤモヤを伝え合える関係で。

あと僕は、ハヤトさんは僕みたいな年下よりも、同じ年の方がいいのかなって考えたりました。
その時代を生きたその人特有の空気感があると思うので、その安心感というものは僕は彼に与えることができないし、そういうところに物足りなさを感じさせてしまうのではないかなと、心配したことがありました。

もしミチさんではなく他の人を選ぶのであれば、そこだなあとは思いました。
でも私もそのことについて考えてみると、一番なじみのある世界って「一人」じゃないかって思いました。

自分一人で生きている方が誰とも合わせないでいいし、自分の考えだけで生きていけるし。

同年代なら、友だちもいるし、会社にもいるし、それを考えると一人でいることの方がいいはずです。でも、そうではないですよね。

入会の時、新しい世界を見てみたいとも思っていたので、そういうところもミチさんはマッチしていると思います。

その通りです。年代が合うから付き合える、とかそういう事ではないと思います。
この人と一緒にいると、一人でいる時と同じくらい自然体でいられるという存在が、パートナーなんだと思います。
お二人はそこが合うのですから、ベストパートナーだと思います。

そのお話をした際に、告白したんですか？

告白らしき告白はないんですよね。

氷が解けていったように自然に付き合ったみたいな感じが近いです。

なるほど。色んな障壁みたいなものが一つずつ溶けていって、じゃあこれからこうやって話し合っていけばいいかという関係になったんですかね。

そうですね。
僕の心配は、彼が後悔しないことだと思っていました。
そこをハヤトさんは後悔しないって言うんだったら、お付き合いしましょうと思いました。

私の中で、どの選択肢を選んでも後悔すると思っています。
それは、一人でいても後悔するし、誰かと一緒に居ても後悔する可能性はあるし。
どちらも同じだと思っています。

頭の中で描く不安、後悔、可能性や妄想、こうした目の前にないものに引っ張られて、目の前の幸せを素直に受け入れられなかったり、疑ってしまう時ってありますけど、ハヤトさんは目の前のミチさんときちんと向き合えてよかったです。

そうですね。そこから自然に、お付き合いに至りました。

お金をお支払いする点で、お相手の真面目さや誠実さはある程度担保できていたので、安心していました。

マッチングした後に、お互いの方とフィーリングが合うかは未知数だったので、そこくらいですかね。

一か月だけの活動だったので、あまりないですが…。

あえていうならば、月に1名の紹介という点が、制約になるのかなって思っていました。

ひと月に複数人にお会いできたらもしかしたら、多少変わることもあるかもしれませんが、でもだからといって5人10人会ったからどう、ということでもないのかなと思います。

出会ったことが1番よかったです。

相談を何回も聞いてくださって、それに合わせた的確なアドバイスをいただいたのでとても助かりました。
やっぱりコンサルタントの方はプロですので、僕の話し方だったり表情だったり、客観的に伝えてくれたので、よかったです。
恋愛に慣れていない方もいると思いますので、コンサルタントの方に人にアドバイスを言ってもらえること個人的にはありがたいなと思いました。

短い期間でしたが、入会した際にはしっかり相談に乗っていただき、私もご指摘もいただいたり。
参考になり、とてもありがたかったです。

お二人とも素直に耳を傾けていただきありがとうございました。
できるだけ客観的な視点で、と思っていましたが、私の意見やアドバイスも主観が多少入るので、もちろん正解ではないこともあったかもしれません。
ただ、お二人の魅力を知る担当として、お相手に誤解されるのだけはどうしてもイヤでした。
小言に聞こえることばかり言って、すみませんでした。
お二人とも「確かにそういうところはあるかも」と聞き入れてくださり本当にありがとうございました。

お見合いというサービスなので相手がいるものですけど、結構自分と向き合う時間が多い活動だと思います。
1か月で決まったのは、もしかしたら今まで自分のことを考えてきたから、という部分はある程度あるかもしれません。
入会する際にもそれなりに考えましたし、活動するにあたってどういうことをしたいのかなということも考えていたつもりではあります。
お相手ありきの活動ですが、自分がどうしたいのかと向き合いながら活動することが大事だと思いました。

アプリと違って第三者がいる点がブリッジラウンジのサービスの特長だと思います。
アプリだと成功するも失敗するも全部自分次第になってしまいますが、アプリと違って第三の視点があるところがいいと思います。

第三者から見て自分はどう見えているのか、しっかり向き合いながら活動したい方は、このサービスが向いているといます。

ご活動通じてご自身としっかり向き合ったお二人のお言葉には説得力があります。
本当にありがとうございます。
あらためて、今日はお二人とも貴重なお時間を、ありがとうございました！

ありがとうございました！