ゲイ 婚活カップル【インタビュー】第一印象は上司!?
こんにちは! ゲイ 専用結婚相談所ブリッジラウンジの石垣です。
ご成婚カップル様を続々と輩出中のブリッジラウンジ。
今回のお二人は、
かおるさん(40代前半:7ヶ月ご活動)
おとさん(40代前半:7ヵ月ご活動)
お二人とも、石垣の担当の会員様(号泣)
出会いは5月。コロナ禍&かおるさんは医療従事者ということもあり、「はじめまして」はオンラインお見合いでした。
お見合いでの印象は?
かおる:オンラインだったんですよね。自分は医療職なので、1月〜3月くらいはコロナで外に出るのは制約がかかったりして、お休みしていましたが「オンラインお見合いできます」という話を提案いただき、オンラインお見合いで再開しました。
対面で人と接する仕事なので、もちろん対面でお会いしたかったですが。
話しやすいな、という印象はありました。
でも一番印象に残っているのは、おとさんがオンラインお見合いをしていた”場所”ですね。
おと:ああ(笑)
福岡の飛行機のラウンジだったんですよね。
ラウンジって個室はあるんですけど、結構声が漏れるので、かなり声を落として話していました。
かおる:そんな場所からお見合いするんだ!っていう印象が強かったです(笑)
おとさんの印象は?
おと:一番最初、パッと顔を見た時、上司にそっくりだったんですよ。
ええっ!!良いのか悪いのか(笑)
おと:えっと、ちょっと考えましたね(笑)
でも話してみると、すごく話しやすいですし、話もリードしてくれたので、好印象でした。
顔は上司だけど、人格としては最高かなと思っていました。
かおる:オンラインって、お見合いとしてあんまり向かないんじゃないかと思っていて、何度かオンラインお見合いをしても、なかなか結果も伴わなかったので、余計心配になっていましたね。
そういった中で、そういう風な印象を持ってもらえたのは良かったです。
その印象を持ってもらえるのは、おとさんお一人で十分ですね。
オンラインお見合いがなかったら、おとさんが福岡にいながらお見合いする、ということもできなかったと思いますので、オンラインお見合い始めて良かったなと思っています。
かおる:はい。オンライン否定派だったんですけど、コロナもあったし、自分は少し遠方に住んでいるので、こういう選択肢から始めるのも結果として良かったです。
お見合いのその後
かおる:LINEでやり取りしていて、今までは途中で終わってしまうこともあったんですけど、途切れることはなかったです。
2回くらいオンラインで繋いだりして、7月くらいに会いに行く予定だったんです。
おと:そしたら僕がコロナにかかってしまい、、
隔離期間中と被ってしまい、ましてやかおるさんは医療系の方なので、断念しました。
でも気持ち的には元気だったので、その時はビデオ通話をしました。
かおる:実際に会ったのは、9月。
お見合いから4ヶ月後でした。
今思うと、よくそこまでやり取りが続いていたなと思います。
どのようなLINEのやり取りを?
おと:趣味の話とか。ペースは1日数通なので、ゆる〜くやり取りしていました。
かおる:全く同じ趣味ではありませんが、お互いに近しい事はやっていたり、趣味の方向性が同じでした。
自分が医療系なので、コロナのこととかも興味深そうに聞いてくれました。
ご自身が罹ってますからね
かおる:話題が途切れて無くなってしまう、ということがなかったですね。
オンラインお見合い後、初対面のキッカケ
かおる:自分が住んでいる地域の名産物の話題をしたら。。
おと:僕が食いついたんです。
(可愛らしい笑)
おと:その名産物にものすごく興味が沸いたんですよね。
それで、たまたま休みもお互いに合ったので、行ってみようと思ったんです。
食べ物のために…あ、もちろんかおるさんのために!
一同:(笑)
かおる:初めて会った日は、(名産物の)フルコースを食べました。
贅沢、、、!
初めて対面で会った時の印象
おと:オンラインだと上司に似てたと思ったけど、実際はそんなことなくて。
上司のイメージが強かったので、LINEやビデオ通話でもやり取りしていた時には、人柄を知って少なくとも友達にはなりたいな、くらいに思っていました。
でも会ってみたら、上司じゃない!って(笑)
(笑)
では、お会いしてからは友達としてではなくなりましたか?
おと:そうですね、結構その時にはグッときていました。
画面で見る時は影になったりしていたので、あまり伝わらなかったのですが、実際画面よりも全然良くて、シュッとしているというか、とても良かったんですよね。そのギャップも良かったのかもしれません。
かおる:恥ずかしいですね(笑)
おと:そういう意味では、半分一目惚れだったんだと思います。
いただきました。
かおるさんはどうでしたか?
かおる:画面だとお顔や声はわかりますが、全身の雰囲気はわからないじゃないですか。
お会いして、自分も思ったよりシュッとしているなと思いましたし、お顔も、おとさんと同じ感想でしたね。
画面上の印象よりもずっと素敵だなって、思いました。
おと:同じですね。待っているときに、自分も「あれ?この人だっけ?」って。
かおる:もっと早く対面で会っていたら、反応はまた違っていたかもしれません。
田岡:お会いしていない4カ月間のLINEのやり取りで、気持ちが育っていたのかもしれないですね。
かおる:そうですね。
田岡:オンラインお見合いの第一関門として、知らない者同士のやり取りなので、続かずに途中でフェードアウトしてしまう、という事が残念ながらあるんですよね。
お二人はLINEのやり取りの中で恋愛感情を確認し合った事はなかったんですか?
お二人:していないですね…。
おと:僕は完全に友達感覚でした。
かおる:自分もそうでした。
今まで出会い活動はしてこなかったので、そこまで踏み込んでいいのかな?と正直思っていました。
踏み込んだ話題を切り出して、嫌われてしまったらどうしよう、とかも考えましたし。
LINEは長くしていましたが、踏み込んだ話題はやっぱり会って話さないと分からないな、と思っていました。
踏み込んだ話題はいつ?
おと:お会いした日、帰る前の30分間くらいファミレスにいて、話しましたね。
田岡:おとさんから?
おと:どうだったかなぁ…
かおる:絶対おとさんからだよ(笑)僕からはそういう話は振れないもん。
どういうタイミングでしていいのかも分からなかったし。
田岡:ファミレスでお互いの気持ちを確認されたんですか?
おと:その時には、ブリッジラウンジに入会したキッカケとか、お互いのタイプとか、そういう話をしていました。お互いの気持ちの確認は、その次ですね。
翌週にまた会いました。
田岡:今度は早かったんですね。(笑)
かおる:おとさんからオンライン飲み会のお誘いがきて。
お会いしてすぐなので、その時点で印象は良かったのかな?と思っていました。
1回お会いしただけでは分からないなと思って、自分はオートバイが趣味なので、近くまで行くという口実で、実際に会って飲みましょう!と言ったんです。
おと:2回目は居酒屋ですね。
かおる:お酒の力も借りて、結構長い時間話しました。
僕が泊まる予定のホテルまでおとさんが迎えに来てくれて、本人は無意識かもしれないですけど、結構積極的に来てくれたんです。
その積極性に惚れたというか…。
田岡:そういった行動的な姿勢はすごく嬉しいですよね。
かおる:そうですね。こういった活動をしていて、あまりお相手から積極的に来てもらえるという事もなかったので、嬉しかったですね。
ご交際成立の時
かおる:何軒かハシゴをして、最後に…ね。
おと:ハグしちゃいました^^
お酒の力もなかったわけじゃないけど、嘘の気持ちではないし、と思って。
かおる:それまで飲んでいる間も、距離もすごく近くなってきて、気持ちを感じていました。
でも自分も好印象だったので、嫌という事もなく、心地よい感じでした。
そこで、よく成婚ブログを読んでいると「3回目ぐらいで」とか多いじゃないですか。
これか!と思い、推し負けました。
田岡:では、それキッカケでご交際をスタート?
かおる:次の日ですね。僕がホテルに泊まっていたので翌日会って、あらためて気持ちを確認しました。
おと:その場で石垣さんにお電話させていただきました。
あっ!あの時のご交際報告のお電話!確かにお二人一緒でしたね。
すべて繋がりました。
田岡:「あらためて気持ち確認しました」のところ、もう少し詳しくお願いします。(笑)
お二人:あはは(笑)
かおる:飲みの次の日は、おとさんのお家で、少し冷静な状態で。
田岡:お酒入ってない状態ですね。
かおる:はい。お酒無しで、あらためて告白というか、お付き合いしましょうという話をしました。
自分から気持ちを伝えるという経験は過去ありましたが、今までそんな風に言われた事がなくて、なんかもう、それほど想ってくれるんだというだけで、驚き半分、幸せ半分、でした。
田岡&石垣:いいですね~~!!
おとさんは、グイグイいっている自覚ありましたか?
おと:正直言うと、僕はそれ以前から、気持ち確定していましたね。
いけるのなら、いきたいと。
だから活動も休止していたんです。
かおる:僕もそれ後で聞いて、そうだったんだ!と思いました。
おと:おそらく長期戦になるだろうなと思っていたんです。
距離もありますし、休みもお互い合わないですし。
でも、かおるさんが会いに来てくれると言ってくれて、これはチャンス!と思いました。
上手くいく時は、本当にトントン拍子なんですよね。
ご交際後の変化
おと:一人で旅行するのは好きだったんですけど、一緒に行ったらどうだろう?とか考えるようになりました。これは今までになかった事ですね。
かおる:僕もこれまで「誰かと一緒に」という発想はなかったですし、少し敬遠しているところがあったのですが、一緒に色々な事を経験したいなと思うようになりました。
日々活力になっています。
距離について
お二人は少し遠距離ですが、距離についてお話し合いされましたか?
かおる:おとさんが電車好きで、自分がバイク乗るのが好きなので、移動には負担を感じていないですね。
会える楽しみもありますし。
どうせお付き合いしてもなかなか会えないから、距離が遠いのはちょっと…。という方もいらっしゃいますが、お二人のお話を聞いて、お幸せの可能性を狭めてしまう制限かも、と感じました。
かおる:遠距離が難しい、という考えも理解できますし、自分も不安に思った時期もありました。
でも石垣さんに相談したりして、諦めなくて良かったと今は思っています。
お相手と価値観が合えば距離についての考え方も変わるかもしれません。
本当に続けていただいて良かったです。
ゲイ 婚活中のお悩み
おと:お見合いで成立しても、その先なかなか続く事がなく、「なんでだろう?」ともどかしく感じる事はありました。
2回目のデートで終わってしまう、というのはあります。
ただ、その後の積極性が大事で、おとさんのように、まだ分からないうちはご連絡取り続けたり、「まず何度かお会いしてみよう」という姿勢が、本当にチャンスを逃さない事に繋がるんですよね。
ご成婚会員様の特徴の一つです。
そして、実際逃さなかったですからね。
おと:そうですね(笑)
お二人とも、ご入会面談の時と比べても全然表情が違いますね。幸せそうです。
かおる:まさかこんな風にご報告に来れるとは1年前は思わなかったです。
こうした出会い活動も初めてで、分からない事も多く不安も大きかったのですが、フォローしていただいたり、相談に乗ってもらったり、そういう点は有難かったです。
入会前は「一人でもいいかな」と思っていたんですが、お付き合いした後の実感として、パートナーがいると全然違うんだなと感じています。
おとさん、かおるさんをよろしくお願いします。
おと:はい。まだお付き合いして1か月ちょっとなので、お互い知らない事も多いと思います。
これから一緒に将来を考えていこうとポジティブに思っています。
お二人なら、何かあってもきちんとお話し合いながら一緒に歩み寄っていけると確信しています。
特に心配もしていません。
おと:そうですね。そういう意味で安心感はありますね。なんでも話せる相手です。
かおる:うんうん。
これはカップル様皆様にお伝えしていますが、これからも私はお二人の担当なので、何かあればいつでもご相談ください。
今後のお二人の事、常に気にしていますので!
今後の事
かおる:パートナーができて初めて、他のカップルはどうしてるんだろう?って考えるようになったんですよね。
おと:周りに同性カップルもいないので、情報が入ってくることもあまりなく…。
そうですよね。
情報発信できる機会は考えています。
会員様へ向けたメッセージ
おと:ブログ読み返してみたんですけど、必要な事って全部ブログに書いてあるんですよね。
「長く続ける事」「色んな人に会う事」とか。
でも、ツラい時もあるじゃないですか。
そうですね。
おと:そこをどう解決するか、というところなんですけど、うまくいかなかった時は、自分の糧になるんだ、と思うようにするのが、頑張るコツかなと思っています。
人間的成長を自分に向けてみる、というか。
活動が長くなってしまう事もあると思うんですけど、期間だけに注目すると動けなくなってしまうので、自分のためになっていると割り切る事も大事かなと思っています。
ありがとうございます。まさに、これもご成婚会員様の傾向。
最終的に皆様ポジティブなんですよね。
どれだけ悩んでも、落ち込んでも、最後はポジティブなんです。
かおるさんからもメッセージお願いします。
かおる:ブリッジラウンジ始めてからのことは今、おとさんが全て言ってくれました。
(笑)
かおる:自分はブリッジラウンジに入る前のお話をさせていただきますね。
自分は医療従事者として、色々な患者さんを見てきましたが、あるご年配の患者さんがいて。
ゲイの方かどうかは分からなかったのですが、身寄りのない方だったんですね。
誰か頼れるとしたら近所の方くらいで。その方すごく良い人でだったんです。
頼れる人がいない、というだけで生活が不安定だったり、この人お家帰ってから大丈夫かな、と心配になったりと、思う事がたくさんあって。
その時に、自分ももしかしたら数十年後こうなっているかもしれないと思ったんです。
自分は一人でやっていけると思っていたけど、実際年齢を重ねた時に不安になるなと思って。
それがキッカケで、今まで避けてきた出会い活動をしようと、今しかチャンスはないんじゃないかと思って、ブリッジラウンジに飛び込んできました。
なかなか踏み込めない方も今沢山いらっしゃると思うんですけど。ありきたりな言葉ですが、踏み込んでみてください、と言いたいです。
みんながみんな素敵なご縁があるかどうかは分からないですけど、踏み込まなかったら何も始まらないと思います。
将来の事をあらためて考える事はなかったんですけど、立ち止まって、不安に思ったら是非相談に行くのが一番と自分は思ってます。
力強いお言葉をありがとうございます。
仰る通りご不安に思われながら「来店予約」のボタンを押すのを躊躇っている方も沢山いらっしゃるはずです。きっと響いていると思います。
お二人とも、本当に今日はありがとうございました。
あらためまして、お似合いなお二人、ご成婚本当におめでとうございます。
お二人:ありがとうございました。
最後に、お二人のハート&ガッツポーズのお写真
末永くお幸せに…♡