ゲイ 婚活カップル【インタビュー】直球投げ過ぎました(前編)
ゲイ 専用結婚相談所ブリッジラウンジから生まれた素敵なカップルのお話をインタビュー形式でお届けする「Bridge lounge Stories」。
今回のゲストはこちらの方々です!(後編はこちら)
今回の素敵なカップル
たからさん
年齢:40代前半
活動歴:12ヶ月
さくらさん
年齢:30代前半
活動歴:1ヶ月
さくらさんのご入会を1年間待っていたかのような、たからさんのご活動。
参考になることばかりです。是非ご一読ください^^
初対面の印象
初対面の印象はどうでしたか?
めっちゃ緊張してるな(笑)という印象です。
最初の印象は本当にそのくらいでした。
話してみないとわからないから、お見合い後、もう少し話してみようと思ってました。
緊張していたのは本当です。
初めてのお見合いでしたもんね。
「クールな人」という印象を受けたので、「自分と合うのかな」と思ってました。
良いお返事をいただけてとても嬉しかったです。
お見合い後の印象はどうでしたか?
さくらさんの印象がガラッと変わりました。
お見合いの10分間は、さくらさんが緊張しているように見えましたが、慣れてくるとよく話してくれるようになって、その話しも合い「あっ、いい感じの子かも?」と思いました。
どんなお話をされたのですか?
さくらさんの「誕生日は過ぎたけれどケーキを食べなかった」という話題から「この後一緒にケーキを食べに行かない?」と誘いました。
(ス、スマート。。。)
僕がずっと行きたかったケーキ屋さんに行きました。
自分はあまりお店を選ぶのが得意じゃないのですが、さくらさんには色々行きたいところがあって助かりました。ケーキ屋さんでは、1時間も順番待ちしたんです。
すごい人気ですね。
でも、その1時間があっという間だったんですよね。
気づいたら時間が経ってました。
おおお!詳しく!
自分は話すのが得意な方なので、場を持たせたりはできるんですけど、そういうことが必要なくて、すごく楽しく話している自分がいたんですよね。結局、14時から21時まで一緒にいました。
長いですね!そこではどんなお話を?
お互いに過去の恋愛話をしました。
初回から結構赤裸々なトピックですね。
ここからが怒涛でした。
お見合いの日の夜も、帰った後電話で1〜2時間くらい話してたんですけど、それから毎日電話してました。テレビ電話も。
長いときは3時間くらい。
急速に距離が縮まりましたね!
毎日電話しつつ、次に会ったのはいつでしたか?
4日後の水曜日です。
お見合いの日は”次の土曜日”に会う約束をしていたんですけど、電話している間に予定が早まりました。
盛り上がって待ちきれない!みたいな?
電話中「ゴールデンウィークに一人で名古屋にいく予定だ」と聞いて「自分も暇なんだけど!一緒に行きたい!」って言ったら、「いいよ」って言ってくれたんです。
それで、ホテルとか新幹線とか、一回計画立てるために話さない?という流れで。
カフェとかだと話づらいので、家はどう?ということで、さくらさんの家にお邪魔することになりました。
さくらさんは「一緒に行きたい」と言われた時、どんな気持ちでしたか?
付き合っていないのにどういうことなんだろう?と思ってました。
確かに。
「次のお見合いの人と自分がうまくいったらどうするの?」というのも聞いてみました。
ハッキリ聞けるのもすごいですね。そしたら?
「友達として一緒に行こう」って。
一緒にいたいと思ってくれてることはとても伝わりました。
ハッキリ言ってくれるところにも、惹かれてます。
じゃあ、2回目に会った水曜日はお家で名古屋旅行の計画を?
はい。新幹線の席を2席にしたりとか、もともと予約してたホテルから、別のホテルを見つけて予約を取り直したりとか。友達になるかもしれないから、ベッドはツインにしようとか(笑)
楽しそう!
お互いその時点で、「この人と付き合えたら…」は、ありませんでしたか?
好きという気持ちまではなかったですが、これからどこかのタイミングで好きに変わればいいな、と思ってました。
好きに変わるタイミングはいつ頃なんでしょう?
もともと約束していた土曜日は、まだ気持ちに変化はありませんか?
実は「好きに変わるタイミング」はそれよりも前なんです。
あれ!私、どこかで見逃しました!?
会う約束の前日(金曜日)のテレビ電話です。
さくらさんのプライベートの話を聞いて、めちゃくちゃ優しい子だなと感じたんです。
自分の境遇も比較して、感動して泣いてしまうほど良い子だったんですよね。
恥ずかしいから画面から外れて泣いてましたけど…。
一瞬画面からいなくなりました。
話の衝撃が強くて、、、本当に優しい子なんだなぁって。
今まで話した時間を思い出したり、過去の恋愛のことも知っていたので「自分だったら、絶対こんなに良い子を悲しませることはしない!」と自分の中で勝手に決めました。
その時に、「この子とずっと一緒にいたい」と思いました。
本当はその場で言いたかったんですけど、直接言った方が良いなと思って。
ほとんどその場で言ってたよ。
それだけ感極まっていたら、気持ちは表に出ますよね。
お見合いで色々な方にお会いしてきましたけど、初めて心が動かされました。
この人だったら、自分は絶対幸せになれると思いました。
そのために自分も彼を幸せにしたいし、悲しませないようにしよう、と。
さくらさんは、たからさんの気持ちを電話で聞いた時、どう感じましたか?
ここまで言ってくれたのは初めてで、もらい泣きしました。
他の人にも話したことはあるんですけど、泣いてくれた人は初めてだったので。
一緒にこうやって泣いたりするのも、良いなぁって。
初めての経験というか、パートナーも、辛い時は一緒に泣くことも大事なのかなと思って、更にたからさんに惹かれました。
まさかその話が、彼の中でヒットしているとは思いませんでしたが(笑)
自分の中ではただ事実を話していただけなので。
自分の中ではめちゃめちゃヒットですよ!
たからさんはもともと情に熱いですが、そこまでお話をしっかり受け止めてくれるのは嬉しいですよね。
はい。包容力があるなぁと感じました。
私はこの1年間、たからさんの一貫性というか、やると決めたことをやり通すお人柄をよく知っています。
さくらさんを悲しませないと決めたからには、必ず幸せにしてくれるはずです。
なのでこれから、さくらさんは安心して日々を過ごしてくださいね。
わかりました。
一方、さくらさんが「好き」に変わったタイミングはいつでしたか?
一緒に泣いてくれた時ですね。
お二人にとって「キッカケ」になるお話だったんですね。
ドラマみたい、、、。
そして、翌日の土曜日ですね。
その日は映画を見て、甘いもの食べて、自分の家にさくらさんが来て…
その時に告白を?
はい。ソファに座りながら自分が伝えました、
あ、ちょっと…恥ずかしいからさくらが話して(笑)
なんか、説得みたいでした(笑)
完全に仕事モードというか、外せない商談のような感じで、告白なのに、脅迫のような圧を感じました(笑)
全然そんな風じゃなくて良いのに。
「これは外せないぞ」と思ったら仕事モードのスイッチが入っちゃって、つい自分の熱い思いを語ってしまいました。
どんな感じだったか、やってもらっても良いですか?(ムチャぶり)
「最後の恋愛にしたいし、絶対に悲しませないから」って。
「絶対一緒にいたら幸せになれるって確信した」って。
・・・とにかく圧がすごい!
でも、真っ直ぐ言ってくれるのは嬉しいですよね。
直球投げ過ぎました。。。
顔つきもすごい真面目で、びっくりするほど。
そういう人の方がよほど信頼できますよ。
そうですね。
でも、自分ちょくちょく(さくらさんの)「理想の告白」のポイントをおさえていたらしいです(笑)
自覚しないでポイントを抑えられるってすごい(笑)
一つ目のポイントが「手を繋いで告白」。
(たからさんが、さくらさんの両手を実際に繋ぎながら)
ひゃ〜〜〜////
圧が強すぎてポイントは薄れたみたいですが。。
<後編につづく>