ゲイ 婚活カップル【インタビュー】大人の二人（前編）

初対面の印象はどうでしたか？

今までと違い、自然でした。 これまで頭の中で考え行動していましたが、今回は考えることも不要でした。

初回からリラックスしてお話しできたんですね。 「ビビッ」とキタ感覚は？

お見合いの後、お茶をしているときに思いました。

何で感じましたか？

過去の恋愛話をしたとき「相手が寂しかったんじゃないの」と言われ、こういう風に言ってくれる人がいるんだなって。

（KENさん）やりましたね。覚えてますか？

笑）覚えてますよ。
自分はビビッとくるこないの感覚に頼らず、第一印象の時点で決めないようにしようと思っていました。
でも、ONさんはお茶している間もずっと笑顔なんです。
だから私も自然体で、次に何を話そう！とか考えることもありませんでした。

ONさんも、自然に出ていた笑顔ですよね？

そうですね。

毎月のお相手探しは、会員ファイルを広げて一人一人に時間をかけるアナログなやり方なのですが、お二人の時は ”秒で満場一致”の即決でした。
ただ「気は合うけれど恋愛対象としては別」のパターンもあるので、報告メールをいただいた時はすごく嬉しかったです。

今日で会うのは4回目？

そうですね。
2回目に会ったのが、お見合いの二週間後くらいでした。
ゴールデンウィーク中にもう一回会って、日帰り温泉に行きました。

二回目に会うまでに、何かやり取りは？

毎日LINEで「おはよう」とか「おやすみ」とかしてました。

その時点で恋愛対象ですよね…？

自分はそうですね。 そういう気持ちでLINEを送ってました。

自分は、最初のお見合い後にお茶を飲んでるときに、目が可愛いなと思って。

（照れ）

可愛い（笑）

その時から、なんとなく感じてました。

そうですよね。
気持ちがないと連絡は続かないですよね。

それも自然で、次に会う口実を作ってる感覚はなくて、しっかりとやり取りをしている感覚。

相手も同じくらいの気持ちだと感じていましたか？

いや、もしかしたら相手は違う気持ちかもと、不安はありましたよね。

私もONさんがお見合い一人目だという話をしていたので、変にプレッシャーをかけないようにしました。

2回目はどのようなデートを？

「夜ご飯を食べよう」ってことになって、夕方待ち合わせして、まずはお茶に行きました。

どこで会ったんですか？

丸ビル。 KENさんが18時から食事処を予約してくれてました。

スマート。

笑

そこに移動して食事しているときに「そういえば、もうすぐ次の紹介が来るね」という話になって。
他の人を紹介されて、文章だけで「お見合い希望しない」の回答は相手に悪いし「希望する」も誠実じゃないよね？という話をして「一緒に休会しよっか」って、私から。

それって、両想いの確信がないと言えないですよね？

これは多分…いけるんじゃないかなと思ってました（笑）

大人ですもんね（笑）

そしたら、KENさんも「うん」って言ってくれたので、じゃあブリッジラウンジにメールで連絡しましょう！ってことに。

お互いの気持ちを伝えるとか、告白のような話題は…

全くしてないです。

田岡さんに報告メールをした後も「それってほんとにそう(交際)なの？」と聞かれましたよね（笑）
言われて初めて、ちゃんと確かめたほうがいいと気づきました（笑）
で、ようやく休会じゃなくて退会？の話を3回目に会ったときにしました。

休会と退会は違うらしいと説明をしてもらったので「じゃあ退会にしよっか」という感じですかね。

「付き合ってくださいお願いします！」みたいなガッツリしたものがあったわけじゃないから「休会じゃなくて退会っていう形で。
付き合うって形でいいんだっけ？」と確認することができました。

僕は「いいんだよ」って答えました（笑）

「こういう人がいい、ああいう人がいい」で決まるんじゃなくて、会員さんの中から合う方を見つけて頂いて、それでどうかだと思うので、決め手を言葉にするのは難しいと今も思います。

KENさんからは、ご活動中「もう少し〇〇な人がいいです」と、希望条件の追加が一度もないんですよね。
お見合いを重ねる毎に希望が増える現象はあるあるなので、KENさんは伝える事を遠慮されてたのか、任せてくださってたのか…

完全におまかせですね。
例えば今だって、ONさんを言葉で表現してって言われても、それがONさん全てを表してるかと言えば、そうではないので。
言葉にして条件を言って情報を与え過ぎてしまうと、その言葉だけで探させてしまって、こちらを使う意味がないと思っていました。

嬉しいです。

だからこそ広い視野でお選びできました。

KENさんが長い期間、ビビッとくる人に出会わなかったのが不思議です。

コツコツ活動いただきながら、お待ちしてましたONさんの登場を。