【ブリッジラウンジ について】異性としか付き合ったことがありません。
皆さんこんにちは!ゲイ専用結婚相談所 ブリッジラウンジ の石垣です。
お盆休みを終えてもなおバタバタの日々が続きますが、休憩がてらこの記事を書いています。
今回の記事は完全に私の身の上話なので、
皆様も休憩がてらにお読みいただけますと嬉しいです。(笑)
初回面談にお越しくださった会員様には、よくこんな質問を投げかけます。
「ご交際経験はございますか?」
回答は様々で、
「まったく経験はありません」「一度だけあります。」「彼氏は途絶えたことがありません」
などなど。
そしてその中で、
「女性とならあります。」
という方もいらっしゃいます。
反射的に、「私もです」という言葉が喉元まで出かかります。
経験は人それぞれ、十人いたら十人が異なるご経験をされています。
ですのでたとえ私が今、同性のパートナーがいて、過去男性としかお付き合いしたことがなくても、「私もです」とか、「分かります」という言葉は避けるようにしています。
確かに、よくよく聞いてみると、「女性とならあります。」の言葉の背景には、様々な経験がありました。
例えば、自分がゲイであることをカモフラージュするために女性とお付き合いしていた方。
それから、ご自身のセクシュアティに迷いがあった方も。
正直、私はどちらでもありません。
男性とお付き合いしていたのはカモフラージュするためでもありませんでしたし、自分のセクシュアリティに迷いを感じたこともありません。
1年半前に、今の彼女とは出会いました。もうすぐお付き合いして1年です。
それまでは、5人の男性とお付き合いしたことがありました。どの人も心から好きでした。
彼女とお付き合いするまでは、同性と付き合うということは、考えてもみなかったです。
というのは嘘です。
すみません(笑)
多分、心のどこかでは準備していたと思います。
高校生の時、大好きなイギリス出身の女優でモデルのカーラ・デルヴィーニュが自身がバイセクシュアルであることを公言したニュースを見て、衝撃が走ったのを覚えています。その時のインタビューで、彼女が言っていた言葉は今も大事にしています。
自分を愛してくれる人なら、男性だろうが女性だろうが関係ないよね。大事にしたい。
確かにその通りだ、と思いました。
ちょうどこのニュースを見てすぐ、同学年の女の子に告白されました。
カーラ・デルヴィーニュの言葉のおかげで
「女性だから、付き合えない」
という理由でお断りすることはありませんでした。
「好きになってくれて嬉しい」ことを伝えてから、彼女のセクシュアリティの尊厳を傷つけずにお断りすることができたと思っています。
その一件以来、「女性だから」「男性だから」その人を恋愛対象に見れない、というのは、なんとも偏狭な考え方をしていたのだろう、と過去のバイアスにまみれた自分を反省するとともに、視野が広がったような気がします。

「女性」の中にも多様な人がいるし、「男性」にも多様な人がいますよね。
それなのにたった二つのカテゴリーでしか人を見ることができないのは、とてももったいないことです。
実際、私自身幸せの可能性が広がったのは事実です。
「愛してくれる人を大切にする」というとてもシンプルな考えのおかげで、男女関係なく、ご交際する心の準備は万全。
今の彼女と出会って、自らチャンスを逃すことなく、この上ない幸せを手にすることができました。
もし、私と同じようなご経験をされた方がいればもちろん共感してくださると思いますが、前述したように経験も、経験のフェイズも人それぞれです。
ただ、もし今、
「自分は女性としか付き合ったことがないから・・・」という理由だけで、
男性との出会いの扉を開くことができないのであれば、
「幸せの可能性を自分で狭めていますよ!」
と叫びたいです。
人生で「出会ってよかった」「この人と生きていきたい」と思える人は、その扉のすぐ先で待っているかもしれません。
ノックさえしてくだされば、もちろんその人に出会えるまでのサポートは全力でいたしますので、ぜひ出会いの可能性、人生を豊かにする可能性を広げる一歩を踏み出してみてください。
ブリッジラウンジスタッフ一同、ご来店心よりお待ちしております。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
また、私とパートナーとの”異性愛中心の社会におけるビアンライフ”は、またいつかの記事で書きたいと思います。
皆様良い週末をお送りください😊
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