【ゲイ 婚活アドバイス】パートナーに出会う前の心の準備③
こんにちは! ゲイ 専用結婚相談所ブリッジラウンジの石垣です。
すっかり春めいてきましたが、花粉症で目がしょぼしょぼ、鼻がズルズル。という会員様が多くなってきました。心配です。
今年は10倍の花粉だそうで、それを聞いただけで何だか鼻がムズムズしてきます。
皆様くれぐれもお大事になさってください。
さて、ゲイ婚活アドバイスリーズ、パートナーに出会う前の心の準備、第三弾、最終回です。
パート①は「ギブアンドテイクのアンバランス」について
パート②は「コミュニケーションの不足」について
を紹介しました。
今回も、パートナーとの関係を短命で終わらせないコツをご紹介。
パート③は「一人で過ごす時間確保の不足」についてです。
「彼とは、ずっと一緒にいたいものなんじゃないの?汗」
と思われるかもしれませんが、「一人で過ごす時間を作ること」も、大切な彼とずっと長く一緒にいるために必要なことです。
その理由について、書いていきます。
行動範囲やコミュニティが狭くなる
彼氏ができた途端に、友達との約束より彼氏優先、家族の誕生日も忘れ、前好きだった趣味にも興味がなくなり、とにかく彼氏中心に。
気づいたら、彼氏以外で会う人がいなくなってしまった…という状況になってしまいます。
「まさか自分が(笑)」と思いますか?
意外と、どなたでも陥る可能性はあります。
しかしながら、こちらの何がいけないのでしょうか?
共依存関係に発展するかも?
これまで人生を振り返ってみてください。
「人に頼ることをせず、なんでも自分の力でやろうとする」タイプでしたか?
「すぐに他人に頼ってしまう」タイプでしたか?
どちらのタイプの方も、「共依存」になり得る素質を持っています。
共依存とは、自分自身に焦点が当たっていない状態を言います。
前者は「相手に尽くす事で、自分の価値や存在を認めるようになる可能性」
後者は、「相手との境界線が分からなくなる可能性」
言わずもがな、どちらも危険な状態です。
相手に尽くし過ぎる方は、自分がどうしたいかよりも、相手の期待に応える事を優先してしまうようになったり、相手の問題を解決するために四六時中一生懸命になったり。
好きな人の役に立ちたいと思ったり、好かれたいと思う事は、もちろん良い事ですし、自然な事です。
しかしその結果、状況が悪化する事があります。
一生懸命やればやるほど、相手の甘えを招き、自分自身を追い詰め、どんどん苦しくなることも。
また、自分ばかりが責任やリスクを負ったり、気持ちを押し殺したり、自己犠牲をしてしまう可能性もあります。
後者は、相手の手助けに依存し、いつの間にか自分の中で選択肢を見出したり、自分一人で決断したり、最悪のケースだと、一人で行動する事ができなくなってしまいます。
ご自身も、パートナーとなる人も、一人の人間。一個人として生きてきました。
パートナー関係は、「好き」同士の二人だけの世界を作り出します。
しかし、その世界に二人で閉じこもってしまうと、のめり込み、外に出る方法を失ってしまいます。
そして気づかぬうちに、どちらかが負担を背負ったり、お互いに傷つけ合ってしまったり、社交性を失うことも。
・・・
と、書いたところで、皆様を脅しているような気持ちになってきました(笑)
本来、パートナー関係は幸せで楽しく、落ち着ける関係であるべきです。
「健康な」関係でいるために、お互いに一人の時間が必要です。
「自分自身」が確立していること。
自分を愛せていないと、パートナーも愛せません。
パートナーを愛する前に、しっかり自分自身の存在価値を認めていなくては、相手による自分への肯定に依存してしまいます。
自分一人の趣味の時間、仕事に熱中する時間、学びの時間、セルフケアの時間、これらを大切にしながら、パートナー以外との時間も、大切にしましょう。
友達との時間。
家族との時間。
職場の仲間との時間。
適度に外界に出て、色々なところで自分自身への愛、自尊心を常に養っていてください。
そうしても、離れていかないのが心で繋がっているパートナーです。
会えない時間、
「今日食べたコレ、美味しかったから今後彼に作ってみよーっと!」
「この景色見せたいから、写真撮っておこう!」
と、「自分」の時間も楽しく過ごせるような状態が健康です。
会えない時間も、お相手の事を考える時間を作り、二人の愛を育てます。
お相手と長期的なお付き合いをしていくために、自分との付き合いを今まで以上に大事にする、是非、頭の片隅に置いていていただけたら嬉しいです。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
今回のお話は、過去「依存した」「依存された」事があるゲイ婚活中の会員様のお話をもとに書いてみました。
本当にあった怖い話というよりは、単純に「人間だもの」バナシです。
皆さん、
「本当に好きだったのに、負担をかけすぎてしまった」
「本当に好きだったから、尽くしてしまった」
と、後悔の気持ちも同時にこぼされていたのか印象的でした。
本当に好きになったパートナーと、今度こそ長続きしていただきたいです。
そして、これまでこういった依存の経験がない方も、「自分はあり得ない!」と過信せず!彼氏ができたらこういうことも起こるかもなぁ、と覚えていてください。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!