ゲイ 婚活カップル【インタビュー】土日が来ない
こんにちは。 ゲイ 専用結婚相談所ブリッジラウンジの田岡です!
ご入会間もないお二人のご成婚、
今回のお二人は、
黄さん(30代前半:2か月ご活動)
紫さん(30代前半:1か月ご活動)
お互い出会うためにこのタイミングでご活動をされたのでは?と思うほど。
お二人の会話に心が温まり、時には涙…!
お二人の出会い、しかとここに記録します。

田岡:本日は、貴重な時間をありがとう!
お見合いの第一印象
はじめてお見合いで会った時の第一印象を教えてください!
黄さんどうでしたか?
黄:最初ですね、0.1秒!
そうそうそう!
黄:優しいなって、
パッと会って優しい?
黄:なんかこう、パっ、パッと!
パッと!笑
黄:最初から気遣いがすごくて、「あ、警戒しなくていいかも」って思いました。
もう会った瞬間からそう思ったの?
いい印象だったんだね。
黄:構えてたのはなくなりましたね。
最初はどんな人なのかなって見るじゃないですか。
で、「最初から気遣いが出来る人だよ」とは聞いててその前情報通りで。
あとは、話しやすいというのが第一印象でした。
紫さん、恥ずかしくて3cmくらいになってる。
全員:(笑)
だんだん小さくなってる!
紫:はい(照)
自分のこと、こうやって感想聞くのって恥ずかしいよね。
紫:恥ずかしいですね…
じゃあ、黄さんの第一印象、最初会った時の感想は?
紫:まず、見た目が爽やかだったのと、
田岡・石垣・宮田:んー!(同意)
紫:あと、ちゃんと会話の段取りを組んでいて、無駄な時間がないようと自分の中で考えてきてるんだろうなと思って。
それが感じられたからすごい誠意があるなと思いました。
それって、10分のお見合いで感じたの?
自分だけが喋りすぎないようにとか、そういう感じ?
紫:間がちょっとあったら、会話をスッと入れてくれるから、ちゃんと考えてきてるんだと思いました。
こういうブログもやってます、みたいな。
ブログの宣伝まで!
(※黄さんは、趣味でブログをやっています。)
全員:(大笑い)
あの10分間で!
紫:ちゃんと何を話そうかも含めて考えられている感じから、誠実なことが伝わりました。
黄:ブリッジラウンジのブログで”何を話せばいいんですか10分のお見合いで”っていうテーマが何個かあったんですよね。
それには”その相手のプロフィールを見て、それを題材に会話を展開していくといいよ”みたいなことが書かれてたんです。
「あ、なるほど!」と思い、僕も何を話したらいいか分からないので、何かネタとして前もってもらってる情報ぐらいはちゃんと把握しとこうっていうのはありました。
(該当ブログは、こちら)
へー!
じゃあ、10分間ってあっという間だったんじゃないですか?
こんなに好印象なら、
黄・紫:あっという間でした!
ですよね。
二人ともお返事聞いた時も好印象で、そこからお茶に行って?
紫:はい、パンケーキを、
田岡・石垣・宮田:かわいい…!
渋谷の?その時にお店見つけて行ったの?
紫:ブリッジラウンジを出た時に、黄から「近くにこういうお店があるんで行きませんか?」って言ってくれたから、「もうすごい!できる!」って思いました。
どんどんポイントが加点されていく!笑
黄:(ブリッジラウンジに来る時に)駅出た時に、もう若干空いてるのが見えたので、空いてる!と思って。
そもそも知ってるお店だったの?
黄:知ってるお店ではなかったんですけど、
紫:調べたんでしょ?
黄:駅からブリッジラウンジまでにあるお店で、その時は17時ぐらいだったと思うんですけど、土曜日の17時って混むかもしれないから先に見ておいて、「席空いてるな」って思ったから、使える!と思って。
もし、お茶に行けたら行こうかな、と思ってました。
じゃあそのお店に行って、どれくらいいたの?
黄:17時過ぎから…
紫:閉店までいたんですよ。
黄:追い出されて(笑)
ラストオーダーまでいたから、2~3時間いました。
その日はじゃあ!って帰ったの?
またどっか別の店行ったり?
黄:その日は帰りました。
じゃあ、その日は連絡先を交換して
黄:連絡先と、
紫:連絡先とブログを、事前に聞いてたけど、教えてもらったのはその時?
黄:次会う約束したっけ?
紫:してない。
黄:してないんだっけ?
紫:と、思う。
してなくない…?あれ、….したっけ、次会うの。
黄:次会うの…したかも。
紫:しました!!
(やり取りが総じてかわいい)
紫:した説あります!!

「この人だな」って?
初日のそこで、「あ、この人だな」っていうのはありましたか?
紫:まだ、入会してお見合い2人目の人で段取りが分からず、普通はどうするものか分からないから、お茶とか行ってまた会って、みたいなのが続いていくんだろうなとは思いました。
“恋愛対象”かどうかっていうところは、ある程度自分の中でありましたか?
紫:そうですね、最初に会った時から。
そういう対象ではあったと。
黄さんは?
黄:僕は、「もう、この人だな。」というのはありましたね。
そうだよね。
(紫が黄をどつく)
全員:笑
これ終わった後、二人ともボコボコになってない?恥ずかしさで殴り合って。
お見合い後、次に会ったのは?
2日とか3日後くらい?いや、翌週か!
紫:帰ったその日にLINE来て、それは他の人からも来てたからそういうもんなんだなって思って。
そしたら次の日にも普通にLINE来て、ずっと話してて。
ずーっと話してくれるから、
なるほど。LINEは毎日ずっと続いて。
紫:そうなんですよ。
二回目会ったのが23日じゃないですか。
で、結果その日に「付き合いましょう」ってなったの私知ってるけど、その間がちょっと…なんか…なんとも言えないピュアエピソードがあったね。
ピュアな涙あり
黄:それは僕が結構…あの、いい感じになって話が弾んでいくと、そればっかり見ちゃうっていうのがあって、それで結構視野が狭くなったりとかするんです。
けど、紫は結構冷静に考えれるから。慎重派なんです、なんでも。
色んな可能性を見て決める人なので、紫くんは。
ブログを読む人に向けて補足すると…
黄さんは、紫さんに初対面で惹かれている中、次のお見合いも予定されていた状況。
まだ交際スタートもしていない、一度会っただけの紫さん。
紫さんへの想いはありつつ、お見合いへ…
そして、それを知ってて
「頑張ってね。」
「ちゃんと会う人にも誠実に接しないとだめだよ。」
と送り出した紫さん。
それを、黄さんは『突き放されたかも…嫌われたかも…』という印象を受けて。
紫:ボロ泣きしたんだよね?
黄:田岡さんの前で泣いたんです。
そう、感情があふれ出したから、このまま帰したらいけないと思って、
黄:エレベーター前にいて、帰るところだったんですよね。
そうそうそう。
で、ちょっと、部屋戻ろう!って言って。
紫:ご迷惑を
全員:(笑)
その時は私は紫さんの黄さんへの気持ちを知らなかったから、本当に報告を受けるままの紫さんなのかなって。
紫さんは、まだ熱量が低くて、「行ってきたらいいじゃないですか。僕も他の人とお見合いして決めます」ぐらいの温度なのかもしれない。というのがあって。
だから、申し訳ないけど片方からの報告だけじゃ分からないから、これ怒られるかもしれないけど「LINE見せて」って言って、見せてもらったら…
そしたらもう、ぜんっぜん!大丈夫で。
むしろ黄さんが、「(お見合い)頑張りますっっ!」みたいなスタンプ送ってて。笑
あれ私一生忘れないわ、あの陽気なスタンプ!
これは紫さんがむしろ悲しいよ!笑
黄:もう紫とだいぶ仲良くなって、ワーって視野が狭くなって、紫が好きだ!と思って。
一気に深い仲になれた感じがしてたタイミングで別の人とお見合いがあって。
僕たちは会ったばっかりだし、約束してるんだからお見合いちゃんとしてきなよ。って言われたことで、ガッカリさせたかも…喝入れられたのかなと思って泣いたんです。
そんなこと言わせてしまった自分が情けなくて…
紫さんに嫌われちゃったんじゃないかとか、いい感じではあったのに自分で壊してしまったっていう罪悪感とかいろんなものが押し寄せてたから、客観的に見てそれは違うよって伝えて。
紫さんも初めてだし不安もあるし、逆に黄さんの熱量が上がってるからこそ、「今だけなんじゃないかこの想いは…」って、紫さんも不安なのかもしれないし。
だから、ゆっくり時間をかけて気持ちが変わらないんだったら一緒にいよう、くらいの構え方なのかもしれないよ!とか色々話したよね。
黄:紫はほんといい人なんですよ。
全員:(にこにこ)
みんな知ってるよ~!
黄:紫と俺が一緒にいるのが今だとして、その先にもしかしたらまだ出会ってないいい人がいるかもよっていう可能性を常に想定というか考えを持っててすごいなって思うんです。
こんなかんじで人のことを考えてくれるんです。
知ってる…!
黄:そんなに気を遣わなくていいのにって。
私も黄さんが泣いて帰った後に、紫さんに電話して、「どうなの?」って聞いたじゃない?
あの時、紫さんも同じ想いって聞いた時は、めちゃくちゃ!!安心した。
よかったー!!と思って。
紫:すれ違ってなかった。
全然すれ違ってなったし、紫さんは紫さんの想いがあって、本当によかったって思った。

2回目は唐突に、
それから23日、紫さんから言ったの?
紫:23日っていうより、連日LINEをしてるって言ったじゃないですか。
「不安とかあるならもう会おうよ」って急に言ってきて、その当日に。平日ですよ。
急に?!
紫:そうです。「もう家行くから」って言われて。
それで一旦会いに行って、
どっちが?
紫:真ん中あたりで集合して、
黄:モスバーガーで。
初めてのお見合いから23日にいきなり会うので、毎日LINEしてても実際に対面では会ってないから、でも付き合おうかなとかも考えてたし緊張もしてたから、21日の夜、仕事が早く終わったので。
だからもう、会うか、会おう!って僕から急にLINEして。
紫はもう、慌てふためきですよ笑
紫:やばいやばい!ってなりました笑
黄:急にで。
(紫は)準備したいタイプで、僕は結構思い立ったらすぐ旅行行ってくる!みたいな人だからびっくりしたみたいで。
でも会えたことで、23日にいきなり会うよりはブランクがなかったので、23日の気持ちが楽に、緊張がほぐれた状態で会えたと思います。
モスバーガーでは何を話したの?
紫:話したというか、黄は僕のことを好きでいてくれるんだなっていう確認がとれた、みたいな。
黄:紫は不安で、ずっと。
もう正直な気持ちを話したんだ。
紫:ほんとに僕でいいのかなっていうのがずっとあって、
黄:いいって言ってんのに!(食い気味)
紫:そうなんだけど、そういう気持ちがずっとあるわけで。
最初の黄が泣いちゃった日もそうなんだけど、他の人とか今後の人生もあるわけで。
男女とはまた違うわけで、型に縛られなくても助けてあげられる存在ではいたいっていうのはずっと接してきて思っていたから、僕はそういう形でもいいし、それがどういう形か分かんなかったから23日に会って、お付き合いっていう形がいいのかなっていう気持ちになって、って感じです。
伝えられてますか?
伝わってる!
黄:応援してくれるポジションにいるんですよ、ずっと。
すごい人なんです。
紫:分かんないんでね。
もしかしたらもう一度ブリッジさんにお世話になる可能性があるとしても、近くには、いや、遠くてもいいんだけど助けられる関係性ではいたいって思っていて。
それはブリッジさんにもできればそういう関係性でいてほしいなって思っています。
もうなんか、究極の愛だね。
薄っぺらいところ通り越して、深いところに。
紫:いや全然、今はまだ薄っぺらいところです。
そんなこと言われたら嬉しいよね。
黄:すごい考えてくれています。
初めてが故の怖さってあると思うんですよね。
手にしたかった幸せなんだけど、今度はこの幸せを無くすんじゃないかっていう怖さが新しく生まれる現象が起きるって誰にでもあるんだけど。
黄さんから紫さんのLINE見せてもらった時に、本音とそうではない部分を少し感じたんだよね。
「お見合いで他の人に惹かれたとしても、僕は大丈夫だよ」って本当は大丈夫じゃないよね?
どこかで自分が一歩引いてしまう、優しさと言えば優しさだけど、怖いのかもしれないって…。
紫:だからこそブリッジさんみたいなところじゃないと出会えなかったと思うんで。
田岡さんのおかげなんです。
とんでもない。
自分でアンテナをピンと張ってくれたから入会してくれたんだよ。
紫さんがそろそろ婚活始めようかなって思った時に、幸せレーダーが反応したんだよ。
“黄さんいます、黄さんいます”みたいな!笑

パートナーができて、変わったことは?
1人でみんな入会するじゃないですか。
1人の時とこうやって相手ができて、1番変わったことって何ですか?
黄:なんだろ…ありきたりかもですけど、寂しくなくなった。
んー!大事だね。
黄:部屋で1人でいると、何を言っても独り言なんですよ。
分かる。
黄:何を言っても独り言だし、
私もいつもそう。
黄:ご飯の味なんてしないんですよ
しない、私もしない。
紫:田岡さん!食べましょ!!ご飯一緒に!涙
全員:(笑い声)
ごめん!心の声漏れてた!笑
黄:スーパーに行っても、どの総菜も食べたことある総菜で、
分かる。
黄:なんの新しみもない。
私たち泣きそうだよね…
宮田:はい、泣いてしまいそうです…
黄:目をつぶって買い物できるんですよ、
分かる…
黄:あれはここにある、みたいな。
それくらい1人で食べてて、
分かる..
黄:自分がやってるブログにも書いてるんですけど、1人だと静かだ…って。
たしかに俺は1人が好き、だったんです。
二十歳くらいからずーっと。
1人で映画館も行くし、劇団四季も見に行くし、基本的に1人でなんでもするし。
自由でいいな、最高だ!って気持ちなんですけど、でも、食べ物が美味しくなくなったり、部屋が寒い。
帰ってきた部屋が寒いんですよ。
その時に、”あ、誰もいないんだ、自分には”って思って、それを自覚して。
自分が男性のことが好きなんだってことも自覚してから、1人旅に行って、神戸のハーバーランドに行って、すっごいいい部屋をとって1人で泊まって、夜ライトアップされた港を見ながら考えたら、
この景色を誰かと見れたらよかったのになって思って。
ツインベットでカップルの部屋なのに、自分は1人で、もう一個のベットは冷たいままで誰もいない夜。でも、きれいな港。
この映像を誰とも共有できない。
誰かいたらなって思って、こういう婚活をしようと決めて。
そしたら実際に紫と出会って、付き合えて。
一番は1人でいる寂しさがなくなったってことです。
もう1人でいる時も寂しくなくなったってことだよね。
会ってる時だけじゃなくて。
黄:はい、会ってる時だけじゃなくて、会ってない時も。
そうだよね。
心が満たされると体感温度も上がりそう。
黄:部屋も片づけるようになりました、来るから。
片づけるし、1人でいても電話するし。
なんか、楽しいんですよ、毎日。
いいね…!
黄色:休日は会えるから楽しいのは分かると思うんですけど、平日も楽しいんです。
そうだよね…!
羨ましい、ね。
宮田:心がほくほくしてます…!
黄:まさか自分がそんな人間になれるとは思ってなくて、
みんな言う、それ、
黄:まさかって
宮田:この前もおっしゃってましたね。
黄:夢のおとぎ話でしょって。
まして、出会いの少ないセクシャリティで、叶うわけないって、あり得るわけがないって思ってたけども、田岡さん、石垣さん、宮田さんに、相談したらこうやって辿り着いて。
自分で行動したからですよ。
宮田:来てくれたおかげです。
やっぱり簡単じゃないんだろうなっていうのはすごく感じています。
“第一歩”っていうのが。
黄:来てよかったです。
よかった…。
宮田:ありがとうございます。
黄:来ても、こんないい人たちがいるとは思ってなかったです。
全員:(笑い声)
黄:来ても、事務的に処理、機械でマッチングされて、みたいなのじゃなくて、相談できて微妙なニュアンスも分かってくれて。
それが1番ありがたくて、楽しいんですよ。
もうありがたいね。
宮田:本当にありがたいです。
その言葉で私たちは頑張れます。
ほんと。
黄:これでご飯食べてください。
宮田:もう余裕で、白米食べれます。笑
ご飯食べるたびに泣くかもしれない。
スーパー行くたびに、いつも同じ総菜しか残ってない、帰るの遅いから。

紫さんは何か変わったなと思うことはありますか?
紫:僕もほぼ同じですね。
季節とか毎日が思い出になっていく、みたいな。
今まで何にもなかったものが、生まれてくるみたいな感じはあります。
そうだよね。
紫:贅沢ですね。
贅沢じゃないよ、当たり前なんだよ。
黄:土日が待ち遠しいんですよ。
ぜんっぜん来ない、土日。あー早く!まだか土日は!って
なるほど、待ち遠しいとそうなんだよね。
で、土日はあっという間
黄:あっという間です。
「土日がなかなか来ない」ってすごいパワーワードだよね。
宮田:ですね。
私たち、土日すぐ来るもんね。
宮田:はい、もう一瞬です。
すぐ来る。はい、お見合い、はい、土日!お見合い!って、常に土日だよね。
そういう二人の声って、すごいリアルで励みになると思う。
黄:入会するのも簡単じゃないけど、入ってしまえばマッチングしてくれるし、悪い人はいなくて本当によかった。
紫:たしかに、ワンクッションあった方が信頼感がありました。
黄:ありました。
紫:あれがなかったら、不安。
黄:誰が来るか分かんないもんね。
正直、私たち感情移入するので、思い入れがマッチングに影響すると狭め過ぎて、デメリットに働く可能性があるんですよね。
当てるぞ!と狙い過ぎて、逆に会ったらよかった二人の紹介が後回しになってしまう可能性も起こりうるので慎重に選ばないと…
黄:ほんと人間技ですよね。
そうかも。
「紫さん紹介したいな」と思ったのは、黄さんの以前のお見合いの感想を聞いてひらめいたんですよね。だから会員様の声を聞くって大事だなってあらためて思いました。
黄:あ、前のお見合いの、
そうそうそう、
黄:こう思った、ああ思ったっていう感想を元に紫の紹介が来たんですね。
あとは感想だけじゃなくて、黄さんが”お相手に対してどう接したか”っていうのも割と重要でした。
誠実度合い、向き合い加減とかも私たちは見ているので。
だから全てにおいて何の迷いもなく、「紫さんがいい!」って思った。
あとは、好みかどうかっていうのは会ってみないと分からないけど。
黄:好みです!(食い気味)
全員:(笑い声)
当たった、よかった!

黄:親近感ありました、最初。
二人の紹介文って似てるんですよね。
宮田が気付いて言ってました。
宮田:そうなんです。
性格のことや締めくくりのあいさつ文がよく似ていて、びっくりしました。
紹介文読んだ時、何か思ったりした?
黄:その人を表すようなことが書かれてて。
気になっていました。
似てるなっていう感覚から、嫌じゃないけど友達になる可能性もあるなっていうのは思ってたんですよね。
だから、恋愛の方に進んでくれて本当によかった。
3回目のデート、お付き合いスタート
毎週、黄さんの家で会ってるの?
黄:そうですね。来てくれるんです。
紫:合鍵持ってます。
田岡・宮田:うわぁお!
黄:合鍵持ってますね。
新しいステージ
黄:何の断りもなく、うちに入れるんです。
いいねえ。
黄:23日、俺が泣いて、
何で泣いたの?
黄:紫がうちに来てくれたんです。
お茶でも出そうかなって用意してたら、急にピンポンって鳴って、そしたら配達のお兄さんが来て。
見ると、差出人には”紫”って書いてあるんですよ。
え、会う前?(混乱)
会う前にピンポン?(混乱混乱)
黄:会って遊んで、映画見て、そのあとうちに来てもらったんですよ。
一緒に帰ったんですね。
それで一緒にいる時にピンポン!
黄:そうです。
それも仕組まれてて、時間まで。
宮田:紫さんの準備力、すごいですね…!
紫:準備しました。
で!?で?で?(おばちゃん落ち着いて)

黄:で、ピンポン来て、荷物が届いて、差出人が”紫”で、「え!?」ってなって、
なにその演出…!
黄:ちょうど家に帰ってきてる時間に時間指定されてて。
映画の終わる時間が分かってるので、時間指定してくれてて、なんだろう?と思って開けてみたら、プレゼントと手紙が入ってて。
見てみると、オリジナルの腕時計が作れる引換券が入ってて、
紫:好みがあるからね、
黄:そして手紙も入ってて、「受け取ってください。」って。
それで嬉しくて泣いて。
めちゃくちゃ泣いちゃって。まだ付き合ってないけど。
泣いて、俺は何も用意してないから、
紫:勝手にしたことだから
黄:”いままでの時間をありがとう”っていうお礼、
紫:ひとまず贈りたくて、
黄:まだ付き合ってないけど
….ごめん
…インタビューの途中だけど、ちょっと泣いてきていい?
宮田:(泣き笑い)ちょっと私も一度…
ちょっと一旦宮田と席外したいです。
黄・紫:(笑)
もう…何と言うか…
黄:男女の恋愛と違ってこの恋愛の機会は珍しい、レアな機会じゃないですか。
だから、貴重な出会い、楽しい時間をひとまず大切な思い出にするっていうありがとうの手紙と、そのお礼ですってプレゼントをくれました。
紫:どういう結果(交際に進むかどうか)になるかは分からなかったけど、
黄:だから、その次、すぐに「言え(告白しろ)」って。
「今すぐ言え」って俺が言って、
田岡・宮田:えええーーーー!????笑
なんでそこでそんな偉そうに急に!
自分が言え!笑
宮田:そこまでしてもらったなら!
自分が言え!笑
紫:そんな言い方じゃなかったから大丈夫です!
黄:「言え」って言いました。笑
↑※ちょっとマイルドなトーン
号泣してるから、きっとそんな強いトーンじゃないもんね!笑
紫:そんなんじゃない、優しくね、
なんて?
そこちゃんと知りたい!
黄:そもそも俺が告白しようと思ってたけど、以前田岡さんと話した時に一旦紫からの言葉も待ってみるのもいいんじゃないかっていう話になって。
俺から言おうと思ってたけど、一旦待つことにして。
で、プレゼントもくれて、
…「言いなよ。」って、
「言いなよ。」は、言ったんだ!笑
黄:なんて言ったっけ?
もう泣いてて分かんないけど、
言わないと僕から言っちゃうよ?みたいな
黄:そうそうそう!
言わないと、早く言ってくれと。
紫:伝えてくれる?みたいな
黄:言わないなら俺が言うよ、みたいな。
田岡・宮田:あーーー(幸せな瞬間を疑似体験中)
黄:こっちは早く言いたいんだって、
紫:「付き合いって下さい。」って、
黄:「よろしくお願いします。」って、
なんてすてきな…!
黄:おうちで付き合いました。

二人の未来がこれからその時計に。
紫:今から作れるんですよ。
宮田:楽しみですね!
紫:ダメだったら1人でも作りに行ってもらえたらと、
田岡・宮田:んあー----
黄:2人で一緒に行ける。
すんごい、さいっこうの時計だね!
色んな想いが詰まってるし、めちゃめちゃすてきな話です。
宮田:もう胸いっぱいです。
紫:(笑い声)
黄:こんなことも婚活してないとなかったんですよ。
紫:ブリッジがないとないんだよね。
やりたくても、やりたい人がやれる機会を与えてもらえないので、与えてもらえたのも本当に感謝しています。
ブリッジさんのおかげです。
そんなことない、
宮田:来てくれたから、
ほんとそうだよ。
黄:それからはもう…ラブラブですね!照
紫:ラブラブですね。
宮田:最高ですね!
伝わる。
黄:街歩くの大変で、もう。
一応、会社の仲のいい同僚の設定でいるんです。
これは仲いい同僚はやるのかな?飲んだドリンク飲んじゃダメ?とか、
手は繋がない?とか、
手は繋がないかもしれないけど、ドリンクはもう全然!
でもすんごい仲いい同僚は手を繋ぐかもしれない。
黄・紫:おおー-!
宮田:そうですね!
でも、私も多くの会員さんを見ていて、オープンにしてない人がほとんどなんだけど、だんだんオープンになってくるかな。
みんななんかそういったことがどうでもよくなってるんだと思う。
大切な人が近くにいたら、この人がいればいいやって。
本当はね、社会が先に変わらなければいけないんだけど、日本の歩みがポンコツだから。
黄:今日電車で立ってたら、前に座ってたカップルがいちゃいちゃしてて、
この場はオープンな場だから今後も聞いていきたいですし、見届けていきたいなあと思っています。
卒業した人ともずっと連絡してるし、元気にしてるかな?とかずっと気になる。笑
黄:よく覚えてますね、何十人もいるのに。
覚えてるよ!!
紫:絶対ボケないです。
ボケない。私、この仕事してる限りはボケないと思う。
紫:すごい。
ボケられないよね。
宮田:そうですね。ボケてる暇ありません。
黄:いつ休んでるんですか?
紫:過労死が心配になっちゃう。
黄:土日働いてますもんね、
驚くほど平日の休みは何もしてないから。
最近は『ONE PIECE』しか観てない。笑
全員:(笑)
宮田はヒロアカ(『僕のヒーローアカデミア』)にハマってます。
宮田:はい、田岡におすすめしてもらって、一気見しました。
紫:かわいい。笑

我々の話はどうでもよくて!笑
今まで当たり前に経験できなかったことを二人で沢山経験してね。
普通に遊びに行って、旅行に行ったりとか、美味しいもの食べに行ったり手を繋いだり。
いっぱい経験して、今までの分まで青春、全部やっていこ。
黄:中学生・高校、今までできなかったことを取り戻すかのように。
全部やり直してるって言ってたよ、仲いいカップルさんが。
「僕たちは若い時は片思いで諦めるのが当たり前だったけど、今お付き合いするようになって、小学生・中学生からの恋愛から全部やり直してる。」って。
些細なことでもすんごく幸せだって言ってて。
黄:ときめいたりね、
うん。
宮田:中学生の頃の黄さんがちゃんと昇華します。
黄:お前はやれてるぞ、大丈夫だぞって、
よく頑張ったって。小学生の自分も、中学生の自分もよく頑張ったって、大人になった今、全部昇華してあげるといいよ。
紫さんもね。
紫:叶えられますね、
これっきりではないので、渋谷に来る時でもいいし、いつでもいいのでまた会いましょうね。
黄:メールすればいいですか?どうも、みたいな
「1年目です」とか、毎月、毎年連絡来るカップルさんもいるし、不定期な人もいるし、
紫:半年を定期にしよう
宮田:待ってます。ご負担ない程度に!
また久々に会うと関係性とかが変わってて面白いの。
すごい尻に敷かれてたり、笑
そんな変化も楽しみたいから、ぜひぜひ
宮田:楽しみですね。
今後ともよろしくお願いします。

これからお幸せになる方へメッセージ
最後に、卒業生として言葉があればいただきたいなと思います。
悩んでる人たちの本当の気持ちは、二人にしか分からないから、
紫:どんな機会でもいいからとりあえずやるだけやってみて、マイナスなことは何もないし、不安になることもないので、とりあえずやってみて欲しいと思います。
自分の望みが叶う可能性があるので、やって欲しいなと個人的には思います。
ぜひ、幸せになれるので。
僕は実際になったので、ここのおかげで。
その可能性は確実に1人はいるので、信じてくださいというかやってみて欲しいです。と、個人的には思います。
黄:僕は、本当に自分が1人でいいか、相手が欲しいか考えてほしいと思います。
本当に相手が欲しいなら、もう行こう。
入ってしまえば、ブリッジラウンジは大丈夫です。
田岡・宮田:ありがとうございます…!
こういうサービスの、ここが自分には合ってた!と思う部分がもしあれば聞いてみたい。
黄:それはもう、”相談”ですよ。
紫:そうだね。
黄:コンサルタントっていう人間がいて、この場に来たら自分はゲイだって知ってて向き合ってくれる人だからもう楽なんです。
だから何でもいいから相談できて、あとはマッチングしてくれるので。
だからメリットは、コンサルタントがいることですね。
自分で探してたら絶対分かんないし、話してみた空気感含めて考えてくれるじゃないですか。
だから第三者がいないとだめだし、それがメリットですね。
田岡:ありがとうございます。
紫:リスクも少ないですし。
ちゃんと会員同士が鉢合わせしないようにしてくれたり、
そうですね!
黄:後々トラブルもないようにしてくれてるし、そういうところもですね。
田岡:ありがたい言葉をたくさんいただきました…!
黄:デメリットがあって…、
田岡:はい。
デメリット、聞きたいです。
黄:成婚後、寂しくなる。
コンサルタントの皆さんと会えなくなるのが。
宮田:わー----------
そんなこと言ってくださるんですか。泣
それは、我々も。
黄:巣立っていくのが、あー-って、寂しくもあります。
そうだよね、私もずっとこれが課題。
そうなることを目的として仕事を始めたけど、初期の頃からずっとそう。
特に、こうやってお二人で来ていただいて見送る時に二人の背中を見て、毎回何とも言えない寂しさっていうのはあります。
たぶん、実家を離れていく息子がいる親ってこういう気持ちなんだろうなって。
紫:マザー…!
黄:それこそが目的で頑張ってたんだけど、いざを旅立つとなると、
宮田:嬉しいけど、寂しいです。
紫:今日帰る時、背面とられないようにしよ。
だって、1人で初回来てくれて、これからどうぞよろしくお願いしますっていう背中も見てるし、お見合いに通ってくれて断られた背中も見てるし、成立した時の背中も見てるし、色んな背中を見てるけど、やっぱり二人になってありがとうございましたって帰る背中は、また遊びに来てくれることは別にしても、ここでは見送る最後の背中なんだよね。
だから、よかったなあっていうの半分、また次も頑張ろうって気持ちと共に、寂しさ半分。
これずっと繰り返し。
黄:つらいですね、
つらくはない。つらくはないよ、やっぱり嬉しいし、やりがいだね。
また別のかたちでこうやって遊びに来てくれるから、それっきりにはなってないからね。
黄:次に成立するカップルの背中はどんな背中なんだろうって楽しみですね。
そうそう。
色々感慨深い、奥が深い仕事だなと思いながら、ハマってる。
黄:天職ですか?
天職です。
天職に出会えてよかったなと思うし、この人生くれたのは会員さん達だからもう恩返しだね、私にとっては。
私に新しい人生をくれた。
だからこれからも長く付き合うと、いろんなところが見えて喧嘩したりするかもしれないけど、これは男女だからとか男性同士だからっていうのは関係なく、やっぱり色んなことが起きても話し合って二人で乗り越えていくことが大事だから、コミュニケーションを上手くとれる二人だからあんまり心配してないけど!
二人で言葉にして、感情を抱えずに仲良くいつまでも幸せでいてほしい。
黄:「ありがとう」と「ごめん」は言うようにしてます。
紫:ありがとう。
私からもありがとう。
宮田:本当に、ありがとうございます。
胸張って幸せ感じて生きてね。
黄・紫:はい。
今日は本当にありがとう。

田岡のつぶやき
インタビューに使用した部屋の照明がピンクに見えるほど、終始らぶらぶのピュアピュア。
お話しを聞いている私と宮田は幸せパンチをいただきすぎて、途中なんども白目になりました。
お二人共、心が綺麗で我々にまで気を遣ってくれる本当に優しい人達。
私たちが関わったのは人生のほんの一瞬ですが、これからもお二人の笑顔が永遠に続きますようにいつまでも応援しています。
また会いましょう!!
心からの「おめでとう」をお二人へ!!!!

サービスのご案内は無料で承ります。
ご予約はブリッジラウンジ公式HPから↓
